もしかして更年期障害かも?

当ページのリンクには広告が含まれています。

突然ですが質問です。最近、こんな症状に悩まされていませんか?

・寝つきが悪くなった
・急に汗が噴き出してくる
・イライラが止まらない
・なんとなく憂鬱な気分が続く

もしかしたら、これらは更年期障害の症状かもしれません。私も3年前から、こうした症状に悩まされ始めました。最初は何が起きているのかわからず、不安で仕方ありませんでした。

でも、今では上手く付き合えるようになりました。今日は、私の経験や工夫を皆さんにお伝えしたいと思います。

目次

まずは理解することから

更年期障害って、実はよくわかっていない方も多いんです。私もその一人でした。簡単に言うと、女性ホルモンの分泌が減少することで起こる様々な症状のことです。個人差が大きく、症状の現れ方も人それぞれ。だからこそ、「自分の身体の変化」に敏感になることが大切なんです。

私の場合、最初に気づいたのは寝つきの悪さでした。それまでは枕に頭をつけたらすぐ眠れたのに、なかなか寝付けなくなったんです。そして、夜中に急に目が覚めて、汗びっしょりになっていることも。

これらの症状に気づいたときは本当に焦りました。「私、もしかして病気?」なんて思ったこともあります。でも、婦人科で相談したら「更年期障害の症状ですね」と言われたんです。
そこで私は、更年期障害について徹底的に調べることにしました。本を読んだり、信頼できるウェブサイトで情報を集めたり。知れば知るほど、「これって私のことだ!」と思うことばかり。

知識を得ることで、不安が少し和らいだような気がしました。「自分の身体で起きていることを理解する」これが、更年期障害と向き合う第一歩だと思います。

日々の生活習慣を見直す

更年期障害の症状を和らげるには、生活習慣の見直しが効果的です。
まず取り組んだのが、睡眠の改善です。寝る2時間前からはスマホやパソコンの使用を控え、代わりに読書やストレッチをするようにしました。また、寝室の温度を少し低めに設定し、快適な睡眠環境を整えました。

食事面では、大豆製品を積極的に取り入れるようにしました。豆腐、納豆、豆乳など、植物性エストロゲンを含む食品です。また、カルシウムやビタミンDも意識的に摂るようにしています。
運動も大切です。激しい運動は逆効果になることもあるので、私の場合はウォーキングを選びました。毎日30分、近所を歩くようにしています。これが意外と効果的で、気分転換にもなりますし、軽い筋トレにもなるんです。

ストレス管理の重要性

更年期障害の症状は、ストレスによって悪化することがあります。だから、ストレス管理がとても重要なんです。
私の場合、仕事と家事の両立でストレスがたまりやすかったんです。

そこで、「自分時間」を作ることにしました。
週に一度、好きな音楽を聴きながらアロマバスを楽しむ時間を設けています。また、月に一度は友人とランチに行くことにしました。
最初は「こんなことしている場合じゃない」と罪悪感を感じたこともありました。でも、この「自分時間」があることで、他の時間をより効率的に過ごせるようになったんです。

また、瞑想も始めました。朝10分、静かに呼吸に集中する時間を作っています。最初は「何これ?」って感じでしたが、続けていくうちに心が落ち着くようになりました。イライラも減った気がします。

周りの理解を得る

更年期障害の症状は、周りからは見えにくいものです。だから、家族や職場の理解を得ることがとても大切です。
私の場合、最初は夫に理解してもらえず苦労しました。

イライラして些細なことで喧嘩になることも多かったんです。
そこで、ある日思い切って夫と話し合いました。更年期障害について説明し、私が今どんな状態なのかを正直に伝えました。
最初は戸惑っていた夫でしたが、徐々に理解を示してくれるようになりました。家事を手伝ってくれたり、イライラしているときは一人にしてくれたり。こうした小さな気遣いが、本当に助けになりました。

職場でも、上司に状況を説明しました。幸い理解のある上司で、必要に応じて休憩を取ることを認めてくれました。
周りに理解してもらうことで、自分一人で抱え込まなくてもよくなりました。「助けを求めること」これも大切なスキルだと思います。

専門家のサポートを受ける

症状がつらいときは、遠慮せずに専門家のサポートを受けることをおすすめします。
私の場合、ホットフラッシュ(急な発汗)がひどくて、日常生活に支障が出るほどでした。そこで、婦人科を受診し、ホルモン補充療法を始めました。

個人差があるので、ホルモン補充療法が全ての人に適しているわけではありません。でも、医師と相談しながら、自分に合った治療法を見つけることが大切です。
また、心療内科も受診しました。うつ傾向が強くなったときがあったんです。カウンセリングを受けることで、自分の気持ちを整理できました。

専門家に相談することで、客観的な視点から自分の状態を把握できます。「我慢は美徳」なんて考えは捨てて、必要なときはためらわずサポートを求めましょう。

新しい自分を見つける

更年期は、確かに大変な時期です。でも、見方を変えれば、新しい自分を発見するチャンスでもあるんです。
私の場合、更年期症状と向き合う中で、自分自身を見つめ直す機会になりました。今まで気づかなかった自分の興味や才能に気づいたんです。

例えば、ストレス解消のために始めたガーデニング。これが予想以上に楽しくて、今では立派な家庭菜園になっています。収穫した野菜で料理を作るのが新しい楽しみになりました。

また、瞑想をきっかけにヨガを始めました。体の柔軟性が増しただけでなく、心にもゆとりが生まれた気がします。
これまで仕事と家事に追われていた毎日。でも今は、自分の時間を大切にすることの重要性に気づきました。新しい趣味を見つけたり、長年やりたかったことにチャレンジしたり。
更年期は、人生の新しいステージの始まりだと考えるようになりました。

仲間との繋がりを大切に

最後に、同じ経験をしている仲間との繋がりの大切さをお伝えしたいと思います。
私は、地域の更年期障害サポートグループに参加しています。月に一度の集まりですが、同じ悩みを持つ仲間と話すことで、大きな励みになっています。

「私だけじゃないんだ」という気づきは、本当に心強いものです。また、みんなで情報交換することで、新しい対処法を学ぶこともできます。
SNSを通じて、オンラインのサポートグループに参加するのも良いでしょう。時間や場所の制約がないので、気軽に参加できますよ。
こうした仲間との繋がりは、更年期を乗り越える大きな力になると思います。

まとめ

更年期障害は確かに大変です。でも、決して一人で抱え込む必要はありません。

・症状を理解し、自分の体と向き合う
・生活習慣を見直す
・ストレス管理を心がける
・周りの理解を得る
・必要に応じて専門家のサポートを受ける
・新しい自分を発見するチャンスと捉える
・仲間との繋がりを大切にする

これらのポイントを意識しながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
更年期は終わりではなく、新しい始まりです。この時期を乗り越えた先には、きっと素敵な未来が待っているはずです。

よかったらシェアしてくださいね
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ずっと子育てと仕事を両立しながら生活してきましたが、今は子育ても一段落しつつあり、日々の忙しい生活の中でも「キレイ」を忘れずにいたいと思っている40代ママです。
プロフィールも書いてみました。よろしければ読んでみてください。

目次